東京都の不妊検査等助成金について知っておこう
助成金というと申請が難しそう・・・
と思う方がほとんどかもしれません。
助成金の制度をうまく活用することができると
ブライダルチェックにかかる不妊検査の費用をグッと抑えることができます。
不妊検査の費用に関する助成金は申請が通りやすいので
ぜひ活用してブライダルチェックを受けましょう!!
不妊治療に関する助成金の種類
不妊検査・不妊治療を行うにあたって助成金の種類を知っておくと良いでしょう。
助成金には2種類あって、総合して不妊治療助成金と言われることが多いです。
❶不妊検査等の助成金
❷特定不妊治療の助成金
上記の2種類があります。
不妊治療にはステップがあります。
その段階に応じて、適用される助成金の種類が違いますよ!ということです。
覚えておきたい不妊治療のステップ
A.不妊検査 →
感染症や内膜症、精子濃度や精子運動率など
現在の夫婦の状況を把握する検査です。
ブライダルチェックで行うのはこの部分になってきます。
B.ダイミング法 →
不妊検査で問題がない場合はタイミングを計ることで妊娠を目指します。
C.人工授精 →
子宮内に直接精子を注入します。子宮までの工程を人工的に行います。
D.体外受精 →
生殖補助医療(ART)と呼ばれる分野です。
卵子を体外に取り出し、精子を振りかけて授精させる、もしくは、
顕微受精を行い、卵子に直接1個の精子を注入するといった方法で
体外で受精させ、子宮に戻す方法です。
❶不妊検査等の助成金の対象となるのが
A.不妊検査
B.ダイミング法
C.人工授精
です。
❷特定不妊治療の助成金の対象となるのが
D.体外受精です。
不妊治療に関する助成金は2種類ありますが
不妊検査等の助成金をもらう方が圧倒的に多いです。
理由は体外受精にまで進まずに妊娠・出産する方が多く、
不妊検査等の助成金の方が申請しやすいからだと考えられます。
不妊検査等の助成金は夫婦で一緒に治療を進めている場合は、
ほとんどどなたでも申請が通りますので、
結婚したタイミングで夫婦でブライダルチェックを行うと良いと思います。
助成金の対象範囲について
東京都の「不妊検査等助成金」の対象範囲は下記の通りになっています
女性(妻) | 男性(夫) | |
不妊検査 | 超音波検査・内分泌検査・感染症検査・フーナーテスト・卵管通性検査・子宮鏡検査etc… | 精液検査・内分泌検査・精子受精能検査・染色体検査・遺伝子検査etc… |
一般不妊治療 | タイミング法・人工授精 | タイミング法・人工授精 |
ブライダルチェックで行う検査内容と似ていますよね。
全ての項目を検査するかどうかは病院によって異なるとは思いますが、
それぞれにあった必要な検査を実施してくれると思います。
助成金はどのくらい戻ってくるの?
「不妊検査等助成金」は夫婦1組につき5万円を上限として助成されています。