ブライダルチェック

ブライダルチェックの検査項目について知っておこう!!

ブライダルチェックの項目はたくさんあるのですが、
いくつか紹介します。

ブライダルチェックの検査項目は大きく分けて3つある

①婦人科系の検査

②疾患系の検査

③妊娠に向けての検査

それでは1つ1つみていきましょう。

婦人科系の検査に含まれるのは?

①内診

②超音波検査

②血液検査

上記の3種類があります。

①内診

内診は片方の指を膣内に、もう一方の手をお腹に当てることで、
子宮や卵巣を両手で挟み込むように触ることで、
子宮や卵巣の大きさや形、位置を診断することです。

超音波検査が進んでいますが、内診は産婦人科診断の基本と言われており、
子宮や卵巣の固さや、周りとどのくらい癒着しているのか、圧痛といってお腹をどのくらい抑えられると痛みを感じるのか)などは内診によってしか診断することができません。

検査時間は数分で終わることが多いです。

 

 

②超音波検査

経膣エコーといって、親指くらいの太さの棒状の経膣プローブを膣内から挿入します。
子宮や卵巣をモニターに映し出すことによって検査します。
子宮ガンや卵巣ガン、子宮筋腫、卵巣膿腫、子宮内膜症などがわかります。

検査時間は数分で終わることが多いです。

 

 

③血液検査

血液検査では主に『抗体』について調べます。
『抗体』は免疫の元と言われており、病原体などが体内に入った時に、病原体などを異物と判断し、
特異的に結合する抗体を作り、異物を排除するように働くものです。

簡単に言うと、私たちのカラダを守ってくれている糖タンパク分子です。

主に、風疹抗体、麻疹抗体(IgG)、ムンプス抗体(IgG)、梅毒、HBs抗体、HCV抗体などを調べます。

 

疾患系の検査に含まれるのは?

①がん検診

②性感染症検査

③おりもの検査

④風疹抗体検査

⑤尿検査

上記の5種類があります。

上記の検査は、婦人科系の検査の内診や血液検査に含まれていることもあります。

 

①がん検診

触診やマンモグラフィー、超音波などで、
子宮体がんや子宮頸がん、卵巣がん、乳がんなどを調べます。

 

②性感染症検査
HIVやクラミジア、梅毒などの感染症を調べます。

 

③おりもの検査
カンジタ、トリコモナス、淋病などを調べます。

 

④風疹抗体検査
妊娠時に風疹にかかると胎児に悪い影響を及ぼす可能性があると言われています。
なので、風疹の抗体があるかどうかを調べます。

 

⑤尿検査
タンパク質の値、糖の値、肝臓に関する疾患などがないかどうかを調べます。

 

妊娠に向けての検査に含まれるのは?

①AMH検査

②卵管造影検査

上記の2種類があります。

 

①AMH検査
アンチミューラリアホルモン検査と呼ばれていて、
卵巣内にどれくらいの卵子が残っているのかを調べる検査です。

結婚はすぐに望んでいなくても卵巣内に
どれくらいの卵子が残っているかを調べることによって
どのくらいで妊活をするかどうかの目安になります。

 

②卵管造影検査
造影剤を卵管に流し、レントゲン撮影をします。
レントゲンによって、卵管の通りだったり異常を確認することができます。

健康診断の中に含まれる検査や、
自宅にいながら郵送でできる検査などもありますので、
組み合わせることで必要な項目を網羅することができると良いですね。

将来的に妊娠を望んでいる場合はもちろんですが、
妊娠を望んでいない場合でも基本的な健康に関する検査となりますので、
検査しておくと良いでしょう。